ニキビのメカニズム
ニキビに悩む方は少なくありません。
10代からずっと悩む方、20代、30代の出産を機にニキビに悩まされる方、仕事疲れや食生活の乱れで酷くなる方など様々です。
いずれにしても、ニキビができるメカニズムは一緒です。皮脂の過剰分泌→毛穴の閉塞→アクネ菌の増殖です。アクネ菌のは皮脂を栄養源にしているので悪循環がはじまってしまうのです。
主な種類と特徴
- 思春期ニキビ…過剰な皮脂が分泌される際に毛穴に詰まることでニキビができる。
- 大人ニキビ…化粧品や古い角質により毛穴詰まりがおこりアクネ菌が増殖してニキビができる。また、生理前後の女性ホルモンなどによってもニキビがなりやすくなります。
見直すべきはスキンケアとインナーケア
- スキンケア…アクネ菌を退治しようとするあまり、洗浄力や殺菌力を重視しがちですが、これは、アクネ菌を排除しすぎてしまいNGです。菌はバランスが大事です。洗顔時の摩擦を軽減し、湯温は体温のマイナス2℃くらいを目安に、泡立ちのようもので行うのが良いです。また、保湿も大事ですが、油分の多いしっとり形などのクリームを使うときには注意が必要です。油分が多いと皮膚呼吸の妨げになってしまったり、皮膚の表面のみ潤ってしまい、肌の深部は砂漠状態、なんてこともありますので、スキンケア選びでお悩みの場合にはご相談ください。
- インナーケア…若年層に多いのが食生活や生活習慣などが原因の場合です。脂質や糖質などの揚げ物やチョコレート、パスタにパンなどを食した翌日などに多いかもしれません。小麦→全粒粉に、白米→玄米などに置き換えたりして、腸内環境を整えてあげましょう。特に、水や白湯は1日あたり体重✖️40ccを目安に飲まれることをおすすめします。デトックスを上手に意識してみましょう。
自己流になりがちなニキビケアは、その後の肌トラブルの原因となることや、ニキビ跡からのシミの原因になることもあるので、信頼できるエステサロンを見つけて最低3ヶ月〜6ヶ月は同じものを使用してみるとご自身にあってるのかどうかがわかります。